目次
貝類(アサリコレクション;縄文の貝・外来の貝 ほか)
節足動物(キングの正体;元祖はだれ? ほか)
脊椎動物(最初の魚;背骨図鑑 ほか)
植物(海藻のからだ;グループの色 ほか)
菌類(どっちに近い?;いっしょに生きる)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年、千葉県生まれ。通称ゲッチョ。千葉大学理学部生物学科卒業後、1985年より埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校理科教員として生物を担当。2000年、同校を退職し沖縄へ移住。NPO法人珊瑚舎スコーレの講師をへて、現在は沖縄大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
40
2015年刊。食べ物として接する生物のイラスト図鑑。生物は動くし、死ねば刻々と状態が変わる。外から見えない所(エビの脚など)も多く、種の特徴を完備した個体は少ない。それらがイラストの写真より優れた点。丁寧かつ味のある画で大人も楽しめる。帆立貝の表面には色んな寄生生物が着き、アサリの貝殻にはツメタガイに捕食された穴が見える。面白かったのは、釜揚げシラスに紛れ込んだ面々。カニ、ヤドカリ、カニダマシ、シャコの子どもは既に特徴が確認できる。「タケは木のようになったイネ(の仲間)なのです」に、そうだったの?と驚いた2024/09/22
遠い日
12
わたしたちが食べるものから、その進化を解き明かす。貝塚の貝類、エビカニの元祖、卵、種、豆等々、実におもしろい進化の果ての今なのだ。食卓から見えるものがこんなに興味深いなんて!?2020/10/19
わっぱっぱ
12
紙面を埋め尽くす精細なイラストから、進化の過程を見つける面白さ。 ひとつの形態しかもたなかった生命が長い時間をかけて枝分かれ(淘汰)を続け、今や900万種にも上るという。実に様々に進化しながらも、その目的はただただ「生存」のためというのがいじらしいような哀しいような。そしてそれ(進化)は今も続いている。つまりみんな長い旅の途上なのだ。もちろんヒトも。2016/08/28
ふう
10
色鮮やかでたくさんの「食べ物」としてみた貝、植物、魚、昆虫などなどのイラスト。ヤツメウナギのかば焼きとかベニズワイガニのメス(ゆでたもの)とか、漁師さんからもらったサケガシラのソテーの絵などチョイスが◯。最後に写真で載ってる長野県伊那谷の珍味弁当。食べ切れるかわからないけど挑戦してみたいとは思う(笑)2024/03/10
NakaTaka
6
ゲッチョ先生のシリーズはどれも好き。ちょっとマニアックでハマる子はハマる。私もハマる。見返しにもすごい情報が満載で知識があふれている。2017/07/31
-
- 電子書籍
- 未完成婚【タテヨミ】 114 男と女 …
-
- 電子書籍
- DAY DREAM BELIEVER …
-
- 電子書籍
- プラスチック姉さん 10巻 ヤングガン…
-
- 電子書籍
- 斉木楠雄のΨ難 7 ジャンプコミックス…