新健康教育シリーズ 写真を見ながら学べるビジュアル版
動物由来感染症―ヒトと動物が健康に生活するための正しい知識

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  • サイズ B5判/ページ数 61p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784879811585
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0047

内容説明

本書の表題は「動物由来感染症」となっていますが、動物が人の感染症の原因となることが多いので厳重な注意をするべきである、という考えに基づいて書かれたものではありません。むしろ動物好きの著者たちが、野生動物に対しては一般の人は予備知識もなくむやみに近寄らないように、動物園などでは安心して動物たちを見て、知ることができるように、家畜動物に対しては正しい飼育方法を、そして人がペットと一緒に暮らすためにはペットに対して理解を持ち、ペットをきちんと飼うことによってペットが健康にすごすことができ、そしてその結果自分たちも健康に暮らせるよう、もしペットでも人でも健康状態に異常があれば早く気づくことができるように、そんな気持ちを持ってそれぞれが担当してできあがった本です。

目次

動物由来感染症とは
狂犬病―4類感染症
オウム病―4類感染症
サルモネラ症
トキソカラ感染症(イヌ・ネコ回虫症)
トキソプラズマ症
ネコひっかき病
Q熱―4類感染症
パスツレラ症
エキノコックス症(包虫症)―4類感染症
レプトスピラ症
ペットを飼う前に知っておくこと

著者等紹介

岡部信彦[オカベノブヒコ]
1971年、東京慈恵会医科大学卒業。米国テネシー州バンダービルト大学小児科感染症研究所研究員(78年)、国立小児病院感染科(82年)、神奈川県衛生看護専門学校付属病院小児科部長(88年)、WHO西太平洋地域事務局伝染性疾患予防対策課課長(92年)、慈恵医大小児科学講座助教授(96年)などを経て、現在、国立感染症研究所感染症情報センター長。国内外の感染症情報の収集と解析、その結果の提供(感染症サーベイランス)を主に行なっている

荒島康友[アラシマヤストモ]
日本大学医学部臨床検査医学教室勤務助手。医学博士。1954年生まれ。日本大学農獣医学部獣医学科卒業、日本大学付属家畜病院を経て、現職。日本感染症学会二木賞受賞。日本臨床検査医学会(旧・日本臨床病理学会)、人と動物の共通感染症研究会所属。研究テーマは、人畜共通感染症、代替・相補医療の可能性、幸福論。人畜共通感染症の分野では、人畜共通感染症の正しい知識と自分でできる対策法「知るワクチン」を提唱する

石川裕司[イシカワユウジ]
昭和56年旭川医科大学卒業、第三内科入局。平成5年開業。現在、旭川医科大学寄生虫学講座研究生としてエキノコックス症の研究中。肝癌やエキノコックス症の診断・治療、臨床研究、各種疾患に対する心身医学的アプローチなどに努めている。日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会認定医、日本心身医学会認定医

霍野晋吉[ツルノシンキチ]
日本獣医畜産大学卒業。神奈川県相模原市においてエキゾチック専門動物病院であるExotic Pet Clinicを開業。他にもコンピュータのネットワークでエキゾチックアニマルの情報システムVEINを主催

松本清司[マツモトキヨシ]
昭和26年9月3日生。昭和49年3月日本大学農獣医学部獣医学科卒業。昭和49年4月国立衛生試験所毒性部研究員。平成元年4月国立衛生試験所安全性生物試験研究センター主任研究官。平成2年3月信州大学医学部附属動物実験施設助教授。平成15年4月信州大学ヒト環境科学研究支援センター動物実験部門助教授(医学博士、日本実験動物学会賞)。日本実験動物医学会認定獣医師、日本トキシコロジー学会認定トキシコロジスト。専門分野は実験動物学、毒性学(血液・骨髄毒性)
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感想・レビュー

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だいきち

0
分かりやすい。破傷風を調べるために拝読。主に犬と猫2019/07/21

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