- ホーム
- > 和書
- > 理学
- > 環境
- > 資源・エネルギー問題
内容説明
分散エネルギーシステムを実現すれば、再生可能な自然エネルギーを広く利用することが可能となり、需要に直結した生産によりエネルギーの総合的利用効率を大幅に高めることが出来る。分散型システムを構築するためには多くの技術開発課題がある。そのため、エネルギー・資源学会では、「分散エネルギーシステムに関する調査研究」研究プロジェクトを、平成12年4月から平成16年3月まで4年間にわたり実施した。大学・研究機関、電力会社、ガス会社、メーカー、ゼネコンなど25社が参加し、延べ31回にのぼる委員会(講演会、見学会を含む)を開催し、ヨーロッパ調査も実施した。本書はこれら4年間の研究成果をまとめたものである。
目次
1 分散エネルギーシステムとは何か
2 再生可能エネルギーの集荷・変換システム
3 分散配置されるエネルギー変換・利用システム
4 分散エネルギーとネットワーク
5 自動車と分散エネルギーシステム
6 分散エネルギーシステムの未来
7 分散型へ向かうエネルギーシステムの構造改革
著者等紹介
山地憲治[ヤマジケンジ]
「分散エネルギーシステムに関する調査研究」研究プロジェクト委員長。東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。