原発と人間―エネルギー・環境・安全を考える

人類とエネルギー研究会【編】

省エネルギーセンター（1988/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 280,／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784879730787
• NDC分類 543.5

内容説明

原発問題を考えるとき、放射能汚染とともにわたしたちの関心をひくのは、日本の原子炉は事故を起こさないか、もし、事故が起きた場合の対策はどう考えられているのか、あるいは、働く人々のミスをどのように未然に防ぐようになっているのか、といった原発の安全性にかかわることではないでしょうか…。

目次

１　原発は人間にとって必要か（エネルギー需給からみた原子力）
２　地球環境と原子力（環境問題と原子力を考える；放射線は人間生活にどのような影響を与えるか）
３　原発はどこまで安全か（原子力発電の「安全」を考える―暮らしを守る「安全」の論理；原子炉破壊のメカニズム―反応度事故の解明；チェルノブイリ事故は日本でもおこるか）
４　原子力の有効利用と廃棄物（原子力発電に核燃料サイクルは欠かせない；放射性廃棄物から安全を確保する道）
５　もっと話そう原子力発電（反原発運動の広がりと社会的背景）
おわりに　近代文明の光と影