内容説明
悠久の歴史を秘めて流れる長江!この大河を舞台に繰り広げられた列強の砲艦外交。本書は戦前の中国の様相を如実に伝える興味津々たるドキュメンタリーである。
目次
1784―1865(中国沿岸の“紅毛人”;揚子江の再発見;揚子江パトロール部隊の誕生;太平天国の乱)
1865―1898(アメリカ、再び中国へ;砲艦「アシューロット」の巡航;四川省の門戸開放;衰退する揚子江上のアメリカ勢力)
1898―1918(外国貿易に開かれた揚子江の上流;米西戦争後の領土拡張;イギリス人の見た揚子江;辛亥革命;第一次大戦)
1918―1924(揚子江上の戦闘;白系ロシア人来る;揚子江の匪賊;万県のエピソード;砲艦「パロス」、上海へ;揚子江中流の物語;桐油とアヘン)
1925―1927(混迷下の中国―国民党の台頭;万県の戦い;南京事件;上海―1927年)
1923―1931(新型の河用砲艦;揚子江上の“海上”生活;長沙物語;共産軍の襲撃;ベーカー船長誘拐事件;上海と上流の物語)
1931―1937(両、現金、メキシコドル;砲艦「パロス」、最後の航海)
1937―1949(日本軍の上海攻撃;パネイ号事件;揚子江中流の戦闘;重慶における「ツツイラ」;日本軍との対決;アメリカ海軍、揚子江を離れる;海上の河用砲艦―上海からマニラへ;開戦!;ひとつの時代の終り;その後の揚子江パトロール部隊)
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