内容説明
漱石、スタインベック、ウイリアム・モリス、バーン=ジョウンズなど多くの文人・芸術家の心を捉えて離さなかった「アーサー王物語」の魅力とは何なのか?ケルトの異教文化のなごりを含み、騎士道、礼節、慈悲、友愛、邪恋、憎悪などさまざまな要素から成るこの物語に魅せられ、研究を重ねてきた著者が、その人気の秘密、謎を丁寧に論じる。
目次
サー・ローンファル
鼎談―蘇るアーサー王
シャロットの女
アンとエレインごっこ
蘇るアーサー王伝説
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- 和書
- 絵の中の人生 新潮選書