内容説明
この本の特徴は、患者を扱う人間に直接必要な知識を中心にして内容が構成されている点にある。生理学的事実を挙げて、これらの持つ重要な臨床的意義を述べている。心臓や腎臓の臓器移植の注意を要する点や、宇宙船内の気圧の調節、加速度と循環の関係など最近の知識も豊富な取り入れられている。著者は医療関係者の教育者としての経験を十分に生かしているので、英米系の医療関係者の常識が豊富に記されている。
目次
血液
心臓と循環―心臓
心臓と循環―循環
呼吸
気体の運搬
呼吸と水素イオン濃度
呼吸の調節
消化
代謝経路
栄養の必要
水と鉱物塩
腎臓
皮膚と体温
肝臓、脾臓、胸腺
内分泌腺
生殖の生理学
筋肉と神経
神経系
自律神経系
特殊感覚