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内容説明
ハワイ生まれで日系二世の著者が自身の経験や知己、長年の調査と各方面へのインタビューをもとにまとめた一世紀に渡る日系女性の足跡を記録したものである。１９世紀後半、ハワイのさとうきび耕地労働者の妻として初めて日本人女性がハワイの地を踏み入れてから１００年、ハワイのために人生を傾けた女性たちの喜びや苦難ありの波乱万丈の歴史をたどる。「過去から未来へ」日本とハワイの架け橋となる一冊。
目次
第１章 漂流者
第２章 元年者
第３章 官約移民
第４章 日本人社会とキリスト教会
第５章 初期の日本人移民女性たち
第６章 ハワイの仏教
第７章 闘士の妻
第８章 女性の教育者たち
第９章 政界への進出
第１０章 芸術家
著者等紹介
パッツィ・スミエ・サイキ［パッツィスミエサイキ］
ハワイ島ホノカアに、広島県出身の日系移民を両親として生まれる。ハワイ大学、ウィスコンシン大学で学び、コロンビア大学で教育学博士の学位を取得。ハワイ州教育局で行政官として永年働いた。短編小説、随筆をハワイおよび日本の雑誌に発表、アメリカ日系作家賞を受賞している
伊藤美名子［イトウミナコ］
佐野女子短期大学英米語学科教授。津田塾大学英文科卒業。ミシガン大学大学院英文英語学科修士課程修了、ハワイ大学大学院図書館情報学科修士課程修了。ハワイ大学東亜語学部専任講師、ミシガン大学アジア図書館ビブリオグラファー、ハワイ大学図書館アジアスペシャリストを経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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