出版社内容情報
それぞれの治療法の第一人者が、各手術療法、自分で行える運動療法や生活上の工夫、痛みを緩和する薬物療法などについて解説
変形性関節症は、関節軟骨がすり減り、炎症がおこって股関節や膝関節の周辺に痛みが出てくる病気です。
進行すると股関節や膝関節が変形し、慢性的な痛みにより歩行や日常生活に支障を来します。
しかし、早期に生活指導を受け、運動療法を始めれば、手術を受けずに過ごせます。進行してしまった場合は、骨の一部を切ったり人工関節を使う等の手術が必要となりますが、手術で痛みは格段に減り、日常生活を楽に送れるようになります。
本書では、それぞれの治療法の第一人者である医師が、各手術療法の特長、自分で行える運動療法や生活上の工夫、痛みを緩和する薬物療法などについてもわかりやすく解説。患者さんにとって必要な情報を1冊にまとめました。
第1部 変形性股関節症
診断と治療法の決定/関節鏡視下手術/骨切り術(骨盤側)/骨切り術(大腿骨側)/人工股関節置換術/運動療法/薬物療法
第2部 変形性膝関節症
診断と治療法の決定/関節鏡視下手術/高位脛骨骨切り術/人工膝関節置換術/運動療法/薬物療法
付録 本書で紹介している手術療法で実績のある主な医療機関リスト
【著者紹介】
神奈川リハビリテーション病院 整形外科部長
内容説明
最新のもっとも効果的な治療法を一挙紹介。各治療法をその第一人者がわかりやすく解説。自分でできる運動療法、生活の工夫まで詳説。
目次
第1部 変形性股関節症(治療法を選ぶ前に;名医が語る治療法のすべて)
第2部 変形性膝関節症