出版社内容情報
不整脈・心臓病について知りたいことが素早くわかる
心臓病は日本人の死因の第2位、突然死の原因ではトップ。医学の進歩にともなって検査法や治療法が格段に向上した現在でも、心臓病での死亡率は増加し続けています。
心臓病には遺伝的要素のほか、生活習慣病と呼ばれる高血圧・高脂血症・糖尿病などの危険因子が指摘されています。生命活動の中枢である臓器・心臓の病は油断ならないものですが、生活習慣の見直しで予防することも、適切な治療で克服することもできます。
本書では、心臓の構造やそのはたらきについて説明するとともに、心臓病または不整脈のタイプと症状、検査法、治療法、再発・予防法までを図解入りで詳しく紹介。不安や悩みを解消する手助けとして、また治療や予後の改善の参考として役立つ一冊。
1章
目次
第1章 心臓のしくみとトラブルの原因(心臓は、休みなく全身に血液を送る生体ポンプ;こんな自覚症状を見逃さないで!;心臓のトラブルはこうして起こる!;心臓病を発見するためのさまざまな検査方法)
第2章 不整脈とさまざまな治療法(心臓の規則的な心拍リズムが乱れる「不整脈」;不整脈のさまざまなタイプとその特徴;危険な「不整脈」と心配のいらない「不整脈」;不整脈の薬物療法;不整脈の非薬物療法)
第3章 心筋梗塞・狭心症とその他の心臓病(冠動脈のトラブルで心筋がSOS、心筋梗塞・狭心症;冠動脈が狭くなる「狭心症」;血流が途絶えた部分が壊死する「心筋梗塞」;再発も予防できる、心筋梗塞・狭心症の薬物療法;心筋梗塞・狭心症の非薬物療法;その他の心臓病と治療)
第4章 心臓を守る生活&自己管理(治療効果に影響する、日常の自己管理;発症と再発を防ぐ運動;心臓を守る食事;心臓をいたわる生活術)
著者等紹介
伊東春樹[イトウハルキ]
榊原記念病院副院長。1975年東京医科歯科大学卒業後、同大学医学部第二内科入局。1982年シカゴ大学留学。帰国後、東京医科歯科大学第二内科講師、千葉社会保険病院内科勤務。1991年より(財)心臓血管研究所付属病院勤務。2002年より同院副院長。2005年より現職。昭和大学医学部客員教授、聖マリアンナ医科大学非常勤講師。東京女子医科大学非常勤講師、米国心臓病学会会員(FACC)、ヨーロッパ心臓病学会会員(FESC)、日本心臓病学会特別会員(FJCC)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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大竹 粋