内容説明
病院でもわからない「なんとなく不調」病気以前の「未病」や「メタボ」など85の症状を解説する漢方医学の画期的入門書。「ぜんそく」「リウマチ」「てんかん」は漢方の得意分野「遺伝」「老化現象」にも治療法はある。
目次
序章 現代医学で治療法がないといわれてもあきらめないで
第1章 症状別診断・処方編(全身にかかわる病気・症状;頭部、のど~胸部の症状;腹部と腰背部の症状;泌尿器や手足の症状;皮膚の症状;性機能にかかわる病気・症状)
第2章 漢方医学の基礎知識(漢方医学の生命観と生理学;漢方医学が想定する病気の原因;漢方医学の診断方法と証;漢方医学の方剤と治療)
著者等紹介
岡部哲郎[オカベテツロウ]
東京大学大学院医学系研究科漢方生体防御機能学講座准教授。1948年生まれ。東京大学医学部卒。同医学部助手、米ブラウン大学医学部ロジャーウイリアムス癌センター客員上級研究員を経て、京都大学胸部疾患研究所講師、東京大学大学院医学研究科助教授を歴任、2007年より現職。英・和文各百数十に及ぶ研究論文があり、科学的裏付けのもとに新たな漢方研究を展開できる世界でも数少ない研究者の一人。東大病院総合内科で漢方外来責任者として診療を行い、西洋医学的に治療困難な多くの患者を好転させ(遺伝性脊髄小脳変性症の非遺伝子治療、ステロイド抵抗性喘息や本態性高血圧のシステム治療など)、漢方による抗老化療法の可能性を示唆する治療成績にも高い評価・期待が寄せられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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