内容説明
乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がんなどで、リンパ節切除や放射線治療を受けた人のために、むくみの予防と治療の情報からセルフ・ケアの実践法までを満載。
目次
1章 リンパ浮腫って何?―QOLとの関係、症状、検査と診断(リンパ浮腫とQOL;症状と経過 ほか)
2章 リンパ浮腫を起こさないために―リンパ浮腫の予防(日常生活で注意したいこと;予防的挙上 ほか)
3章 浮腫が起こったら―リンパ浮腫の治療法(複合的理学療法;複合的理学療法―挙上 ほか)
4章 治療を成功させるために―経過の自己管理、リンパ浮腫のQ&A(経過観察のための指標;具体的なスケジュール ほか)
著者等紹介
広田彰男[ヒロタアキオ]
広田内科クリニック院長。1972年北海道大学医学部卒。同年東邦大学医学部第3内科に入局。81年同大学医学部第3内科講師、91年東京専売病院健康管理部長兼循環器部長、96年同病院健康管理部長兼検査科部長に就任。2002年広田内科クリニック開院。日本リンパ学会理事、日本脈管学会評議員、日本静脈学会評議員ほか役職多数
重松宏[シゲマツヒロシ]
東京大学医学部付属病院手術部部長、血管外科。1972年東京大学医学部医学科卒。84年米国州立フロリダ大学外科に留学。86年東京大学医学部第1外科助手、医局長兼務、93年同大学医学部第1外科講師、98年同大学大学院医学系研究科血管外科学分野助教授、2003年同大学医学部付属病院手術部部長に就任。その間、複数の大学の非常勤講師を兼務。日本脈管学会副理事長、日本心臓血管外科学会理事をはじめ役職多数
佐藤泰彦[サトウヤスヒコ]
リンパ浮腫治療院オスト院長、ドイツ・フェルディ方式。リンパ複合物理療法セラピスト、鍼・灸マッサージ師。日本鍼灸理療専門学校卒業後、1995年ドイツに渡り、主にフェルディーシューレにてリンパ浮腫治療、VPTアカデミーにて理学療法を学んだ後、フェルディークリニックのほか、現地のリンパ浮腫治療院や理学療法治療院などで研修。帰国後、麹町リバース(東京)勤務を経て、99年リンパ浮腫治療院オスト開院。週に1回は、非常勤として医療施設でのリンパ浮腫治療も行っている
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