内容説明
本書は肝機能の改善に不可欠な「良質なたんぱく質の摂取」「栄養バランスのとれた食事」を確実に実践するレシピを、“和食”“洋食”“中華”“エスニック”の4種類の料理の中から、自由に選べるように構成。最初に、全品目がひと目で見られる「メニュー編」で、食べたい料理を選択。各料理には、詳細を解説した「レシピ編」のページ数が記載されている。「レシピ編」には、栄養価の基本情報・調理法をはじめ、もっと美味しくするコツなどを“ワンポイントアドバイス”として記載。レシピ以外にも「肝臓病の知識」「食事以外で注意すべきポイント」などを、図解を駆使して解説。病気を改善する方法を多角的に提案している。
目次
第1章 肝機能を改善するレシピ(和食;洋食 ほか)
第2章 知っていると安心肝臓のしくみと肝臓病の新しい治療法(体内を循環する血液が必ず一度は集まる重要な臓器;数千個の「肝小葉」でなりたつ再生能力が高い臓器 ほか)
第3章 ここがポイント肝機能と食生活との関係(栄養素を代謝・貯蔵する肝臓のはたらき;高エネルギー・高たんぱくにこだわる必要はない ほか)
第4章 身近なところからはじめよう肝機能を維持するための日常生活の知恵(肝機能の目安となる「AST」・「ALT」の数値をチェックする;例外を除き、治療の原則として適度な運動がすすめられる ほか)
著者等紹介
小俣政男[オマタマサオ]
1945年生まれ。1970年千葉大学医学部卒業。73年~82年エール大学病理学教室、南カリフォルニア大学肝臓研究所、米国Fox Chase癌研究所などに勤務。92年より東京大学第二内科教授となり、97年より同大学消化器内科教授、現在に至る。日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会などに所属。専門は消化器がん、肝臓がん、ウイルス性肝炎など
牧野直子[マキノナオコ]
(有)スタジオ食(くう)代表。管理栄養士。料理研究家。1990年女子栄養大学卒業。在学中より栄養指導、教育の啓蒙活動に努める。1995年独立後、フリーランスとして活躍。「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」や「家族みんなのからだにやさしく、簡単で美味しいレシピの提案」を雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、ウェブサイトなどマスメディアや料理教室、健康セミナーなどで展開
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。