内容説明
日本人の死因の第2位を占める「心臓病」。心臓病が恐ろしいのは「何の前ぶれもなく、ある日突然命をうばわれる」こと―。その心臓病と、健診などで注意されることが多い「不整脈」のメカニズムを徹底図解。危険な前ぶれの見分け方から治療法、日常生活の処方までわかりやすく解説します。
目次
第1章 心臓にトラブルが生じるとき(他人事じゃない!はたらき盛りをおそう“心臓性突然死”;心臓のしくみとはたらき ほか)
第2章 心臓の拍動リズムが乱れる「不整脈」(規則的な心臓の拍動リズムが乱れる「不整脈」;不整脈を調べる心電図検査 ほか)
第3章 「虚血性心疾患」とそのほかの心臓トラブル(心臓病の大部分を占める「虚血性心疾患」;冠動脈の一時的な異常がもたらす病気「狭心症」 ほか)
第4章 再発を予防する生活法(治療・予防に不可欠なライフスタイルの改善;禁煙を成功させるコツ ほか)
著者等紹介
伊東春樹[イトウハルキ]
1975年東京医科歯科大学卒業後、同大学医学部第二内科入局。1982年シカゴ大学留学。帰国後、東京医科歯科大学第二内科講師、千葉社会保険病院内科勤務。1991年より(財)心臓血管研究所付属病院勤務。2002年より同院副院長。昭和大学医学部客員教授、聖マリアンナ医科大学非常勤講師。米国心臓病学会会員(FACC)、ヨーロッパ心臓病学会会員(FESC)、日本心臓病学会特別会員(FJCC)
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