内容説明
「手術したほうがいいと勧められたが、どうしたらいいんだろう」。こんなときに役に立つのが、セカンド・オピニオン。セカンド・オピニオンとは、診断や治療方針について、いまかかっている医療機関以外の専門家の意見を聞き、自分の治療に役立てることをいいます。本書では、現在、行われている治療がどんなデータに基づき、どれだけ信頼性があるのかを、EBMの手順にしたがい評価しています。
目次
心臓と血管の病気
消化器の病気
腎臓・泌尿器の病気
呼吸器の病気
内分泌・代謝の病気
血液の病気
アレルギーと膠原病
脳・神経・筋の病気
骨・関節の病気
心の病気
女性の病気
感染症
皮膚の病気
耳・鼻・のどの病気
目の病気
子どもの病気
がん
救命救急
著者等紹介
福井次矢[フクイツグヤ]
1976年京都大学医学部卒業。同年、聖路加国際病院内科研修医、1980年から84年まで米国コロンビア大学、ハーバード大学留学。84年ハーバード大学公衆衛生大学院卒業。帰国後、国立病院医療センター・厚生技官、1992年佐賀医科大学附属病院総合診療部教授、94年京都大学医学部附属病院総合診療部教授を経て、99年より京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授。研究分野は内科、臨床疫学、臨床決断科学、医学教育。日本での科学的根拠に基づく医療(EBM)の実践者の先駆けとして、また、総合診療科・臨床疫学講座のパイオニアとして活躍
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