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難民の人類学―タイ・ビルマ国境のカレンニー難民の移動と定住

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  • サイズ A5判/ページ数 345,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784879506153
  • NDC分類 389.238
  • Cコード C3039

目次

第1部 分離―越境する難民(難民研究の視座;紛争と難民の越境;難民キャンプという社会空間)
第2部 過渡―難民として生きる(難民の生活世界;故郷とのつながり;難民の帰属意識)
第3部 再統合―国民国家のなかの難民(庇護国で暮らす難民;第三国への再定住;難民帰還の可能性;難民の移動と定住)

著者等紹介

久保忠行[クボタダユキ]
1980年兵庫県生まれ。2001年、はじめての海外旅行先のタイでカヤン観光村を訪問したことがきっかけで難民について知る。難民の定住地で調査を実施。これまでに、タイ、ビルマ(ミャンマー)、日本、アメリカでフィールドワークをおこなう。神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD(京都大学東南アジア研究所)を経て、立命館大学衣笠総合研究機構・専門研究員。博士(学術)。専攻は、人類学、移民・難民研究、東南アジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんい

7
基本的には学術論文であって、素人である自分にはとても読みにくかった。カレンニー、カヤー、その他の民族が多くはミャンマー(ビルマ)国内に残り、一部はタイに難民として滞在し、すでにその状態が30年続いている。難民として生活するとはどういうことなのか、がよく分かる本。2023/08/14

牛タン

3
Kindle Unlimited ビルマ東部のカレンニー(カヤー)難民の調査記録。軍事政権下での弾圧、タイの難民キャンプの状況、第三国定住・定着・帰還の様相など。半分論文みたいな感じなので驚きでもないが、タダで読めてお得感のあるボリューム。非常に網羅的で勉強になった。ミャンマーで読了。6年前ミャンマーに来た時には入れなかったカヤーの首都ロイコー。いまからいきます2019/03/11

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