内容説明
77冊の「食」本を自在に料理した、滋味ゆたかな書評エッセー。
目次
『食味風々録』阿川弘之著
『酒中日記』吉行淳之介編
『冒険する舌』小泉武夫著編
『明治・大正を食べ歩く』森まゆみ著
『スタア・バーへ、ようこそ』岸久著
『東海林さだおの味わい方』東海林さだお著・南伸坊編
『実践 料理のへそ!』小林カツ代著
『平成鍋物大全』全日本鍋物研究会
『東大講座 すしネタの自然史』大場秀章・望月賢二・坂本一男・武田正倫・佐々木猛智著
『築地のしきたり』小林充著〔ほか〕
著者等紹介
乳井昌史[ニュウイマサシ]
エッセイスト。1944年6月、青森県生まれ。読売新聞東京本社論説委員、文化部長などを経て、早稲田大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きき
4
食にまつわる本を集めた一冊。エッセイものから小説まで。贅沢すぎる。読みたかった本についても触れられていて、ますます気になり始めた。著者の乳井さんがお酒好きな事から、美味しいお酒の話、お酒が美味しいお店がたっぷり。しかし私はまだまだお酒に関してはヒヨッコなので、魅力わからず…残念すぎる。成長したいなあ。2016/10/22
勇ましいチビのノリ公
4
日刊ゲンダイに連載された原稿から選ばれた七十七編の食ブックガイド。有名作品から、駅弁やおでん本まで親切な解説と幅広い食の種類。 著者の乳井さんご自身、食べることがお好きなようで、体験談とともに各書を紹介。 おいしそうな文章、食べることを楽しんでおられる様子がたまらなく良かった!読みながら、空腹になって困った。2011/03/28
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