内容説明
がん対策には多くの重要施策があります。たとえば、1次予防、2次予防、早期診断法の確立、診断と治療の進歩改善、ターミナル・ケアなどが重要です。しかし、それらの施策を支える、もっとも基本的で、かつ必要な研究は、正確な「がん登録」であります。大阪府立成人病センターでは、この重要ながん登録事業を、大阪府、大阪府医師会との協同事業として、大阪府立成人病センター調査部は1962年(昭和37年)から始めました。その後の絶えざる努力の積み重ねによって集まった約30年に近い大阪府がん登録の成績をまとめたのが本書です。
目次
1 大阪府のがんの罹患と死亡1963‐1989(編集の方針;構成;対象;方法 ほか)
2 統計表:罹患と死亡(罹患統計;死亡統計;詳細部位別罹患統計;大阪府医療圏別罹患率 ほか)
3 大阪府がん登録(大阪府がん登録事業の発足;目的;組織;登録方法 ほか)
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