内容説明
薬剤師過剰、薬局大再編、分業飽和、医療費削減時代到来に備えるための薬剤師・調剤薬局「生き残り」の処方箋。
目次
第1章 「薬学教育6年制」の衝撃
第2章 「薬剤師過剰時代」の到来
第3章 薬局を取り巻く環境変化
第4章 就職・勤務先別「薬剤師のステージ」
第5章 「医薬分業の限界」と「薬剤師の新しいフィールド」
第6章 調剤薬局VS.ドラッグストア
第7章 インディペンデント薬局に未来はあるか
第8章 残る薬剤師、消える薬剤師
第9章 薬剤師「業務拡大の可能性」
著者等紹介
藤田道男[フジタミチオ]
医薬ジャーナリスト。「次世代薬局研究会2025」代表。中央大学法学部卒。医薬関係の出版社、(株)薬業時報社(現じほう)編集局入社後、取材記者を経て各媒体の編集長を歴任。退職後、フリーの医薬ジャーナリストとして各種媒体の編集・企画のほか、独自取材、執筆、講演活動を精力的に行う。2010年、「保険薬局マーケティング研究会」を立ち上げ、薬局・薬剤師の教育研修に携わる。11年、同研究会を「次世代薬局研究会2025」(NPO法人申請中)に改組、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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カイ
7
コミュニケーション能力なんてわざわざ掲げる程のものでもないと思う。どんな仕事でも必要な能力なんだからそこに力入れるのなら、もっと現場で生きる技術や能力、知識を蓄えるべきだと感じた。あと日本の薬学部はひとつの学部に求められるものが病院、薬局、ドラッグストア、研究、メーカー、MRなど幅広すぎると思う、文系ならまだわかるけど、専門職でそれぞれ必要な能力も違うのに画一的にすべて教えこむっていうのは無理がある。そんなオールラウンダーな薬剤師に全員ならなければならないのか?2014/03/20
aki
1
薬剤師の彼女ができたので将来を考えるために読んでみました。薬局とドラッグストアの競合や門前薬局の問題について鋭く指摘をされており,専門外でもなんとなく業界の行く先が分かった気がします。処方箋は病院前の薬局ではなく,かかりつけ薬局に持っていきトータルでアドバイスを受けるべきというのが,"医薬分業"という方針の目的なのですね。 ただ,読み終わるより前に彼女と別れてしまったので内容は頭に残っておりません…2024/05/19
ネジマキ
1
コミュニケーション能力の重要性を筆者は伝えたかったのかな、とひしひしと感じました。2012/12/24
38
1
結局のところ、コミュニケーション能力が必要。 コミュニケーション能力が必要なのは社会人全般で薬剤師だけに限りませんがσ(^_^;)2012/12/22
はたなえ
1
健康全般について相談にのれる薬剤師は少ないでしょう。活躍の場はまだまだあるけれども、新しい現場へ一歩踏み出せずにいる印象です。2012/12/12