目次
第1章 無鉄砲と夢と
第2章 花竜巻に運ばれて
第3章 優しい“夜舞言”
第4章 バブルの様な私の夢は
第5章 試練の時と数寄屋橋の『守護神』
第6章 あけの明星たちへ
著者等紹介
園田静香[ソノダシズカ]
熊本県生まれ。1967年銀座に「クラブ数寄屋橋」をオープン。経営者としてママをつとめながら、エッセイも手がけ、装丁・装画で賞を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hitotak
6
銀座の文壇バーの現役ママさんが書いた50年の思い出話。ここで書かれる客は皆売れっ子作家、芸能人、スポーツ選手など有名人ばかりだが、いかんせん現役ママだけに今だから明かせる驚きのエピソードというようなものはほぼ無し。昔の大作家をほめ過ぎても、今通ってくれている作家に失礼になるし…って感じで、そこはさすがに50年も銀座で店を采配し続けるママのバランス感覚なのだろう。作家のパーティに呼ばれて接待の手伝いをし、時には妻の代わりに隣で挨拶したなど頻繁にでてくるが、客とのそういう付き合い方ってよくある話なのだろうか。2019/06/09
zikisuzuki
3
文壇バーのママ、50周年のご褒美に記念出版という感じ。登場する人物は文学界に止まらず文化界全般、経済界、スポーツ界、政治家まで幅広くおよび、誰一人も欠かしては失礼に当たると思われたのか、とにかく大物が沢山出てき過ぎてエピソードが薄くなってしまっているのは否めない。全員お客様なので最大限褒めなくてはならないしで、ちょっと下々の者には薄いのに食傷気味になってくる。しかし、かろうじて自慢大会で終わってい無くも感じるのはママの上品で知的な人柄によるのだろう。2017/06/02
takao
1
ふむ2022/04/03
TERRY
0
タイトルの神話は伊達じゃない。神々による、文字通り神対応のエピソード集。この本を読まなかったら一生知ることのなかったであろう世界を垣間見られたのは良かった。2021/03/25