内容説明
1983年はバブルが発生するきっかけが作られた年。レーガノミックスも中曽根首相の内需拡大策もこの頃がスタートだ。経済史を究明することで現在の立場を知ることが出来る。
目次
バブル経済の形成
日銀の過激な利上げと大蔵省の不動産総量規制でバブルは破裂する
三重野・日銀総裁の勝敗は3勝7敗
急騰する円、1ドル=79円95銭の戦後最高値を記録
悪夢の橋本政権932日
日経平均を2万円まで戻した小渕恵三・経済再生内閣
景気を再び後退させた速水優日銀総裁のゼロ金利解除
デフレ不況を深刻化させた小泉純一郎政権が発足
金融機関を恐怖のどん底に突き落とす竹中プラン
35兆円の円売り・ドル買い介入と米国の住宅バブル
稚拙すぎた福井俊彦・日銀総裁の量的緩和とゼロ金利の解除
サブプライムローン問題の顕在化とリーマン・ショック
政権が自公から民主党に移るも経済政策に一貫性はなし
世界を震撼させる格付け会社とユーロ危機
貿易収支が31年ぶりに赤字転落懸念される経常収支の先行き
著者等紹介
川口文武[カワグチフミタケ]
1951年11月埼玉県川口市に生まれる。78年3月拓殖大学政経学部・政治学科卒業。83年6月立花証券入社。以後、国際部、法人部、国際法人部に配属され、30年間に渡り生命保険や信託銀行、さらには欧米のヘッジファンドや投資顧問会社など、国内外の機関投資家を専門に担当。プライベートでは1985年4月に官僚、報道記者、学者、弁護士、そして若手の政治家などを集めて国際情報研究会「21世紀クラブ」を発足させ15年間代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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