内容説明
「合理主義思考法」と「真理思考法」の間に横たわる深淵を飛躍せよ。「造化の妙」という言葉がある。現代科学を以ってしても花びら一枚、鳥の羽根一枚創造することは叶わない。合理主義思考はおよそ宇宙の存在すべてが自然により創造されたとしているが、果たしてそうなのだろうか。本書は、脳と心の間に、宇宙や自然界に生起する万象間に見られる「霊」の密かな働きについて果断なる考究を試みたものである。
目次
序章 固定的世界の奇妙な感覚
第1章 空相と実相
第2章 用と人間の心
第3章 人間の思考法
第4章 人間の生き方
第5章 中道と観念の世界
第6章 外部と内部の相応
第7章 心の反映と用の秩序
第8章 真理思考法の生き方
著者等紹介
櫻井昭彦[サクライアキヒコ]
1937年12月24日、東京に生れる。中央大学法学部政治学科卒。東京都庁勤務後、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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