内容説明
“人種差別の原点はどこだ”アメリカ大陸にアフリカ人がいるのは、なぜ?
目次
第1章 海の十字路
第2章 地中海から大西洋へ
第3章 大航海時代
第4章 コロンブスの航海
第5章 自然への恐怖と自然の恵み
第6章 西欧列強の進出
第7章 アフリカの城塞
第8章 奴隷の商取引
第9章 中間航路
第10章 奴隷船は進化する
第11章 奴隷と船員
第12章 奴隷化の反省と西欧の良心
終章 奴隷船の航跡は今も続く
あとがき 『奴隷船―世界の歴史を塗りかえた船―』を書き終えて
著者等紹介
上幸雄[ウエコウオ]
1945年、奈良県で生まれ、東京・目黒で育つ。都立青山高校時代は地理部、早稲田大学では探検部に所属し、在学中にナイル河の川下りに挑戦するなど国内外で旅行、山登りに励む。教育学部地理歴史専修を卒業後は商社に入り、米国のアラスカ、ミシガンで漁業に従事、五大湖での水質汚染問題を知る。帰国後、公害・環境問題の専門誌などで編集・執筆活動、環境問題の調査・研究に従事。1985年に日本トイレ協会、1999年にNPO法人山のECHO設立。現在は「山はみんなの宝クラブ」代表、「登山道法研究会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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