内容説明
原典から学び、原典の直接引用を主軸に諸誤解を解く―数学研究者の習性「構造の奥の構造を知りたがる」に基づき、タンパク質、DNAの「機能/構造」関係、古くて新しい謎の数々も初歩から解説。
目次
第1章 進化論1 ダーウィンの原典を直視する
第2章 進化論2 ダーウィンを周辺から眺める
第3章 タンパク質―機能と構造
第4章 DNAとRNA
第5章 DNAからRNA、タンパク質へ
第6章 進化論3 子孫に伝わる変異
第7章 進化論4 動植物の分岐のなぞ
第8章 進化論5 共通の祖先、RNAワールド仮説
著者等紹介
伊原康隆[イハラヤスタカ]
1938年5月東京都生まれ。理学博士。東京大学・京都大学名誉教授。日本学士院賞(98年)。63年3月東京大学数物系大学院修士課程修了後、勤務先の東京大学理学部(90年まで)と京都大学数理解析研究所(02年まで)を本拠地に、欧米の諸大学を主な中期滞在先に、数学(おもに整数論)の研究と教育に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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