内容説明
地球規模での爆発的人口増加の危機。最大の課題は食糧問題と並んで先行する水問題。海水の淡水化、産業廃水や河川の清澄水化など、人工ゼオライトは水問題解決のエースとなる。枯木に黄金の華を咲かす、環境再生プロジェクト。灰から宝物を生み出す!!平成の花咲かじいさん。
目次
1 低コストかつ環境にやさしく海水を淡水化するには
2 4トン車積載型も製造できる新型海水淡水化装置の開発
3 塩分濃度を落とせるリングチューブ式海水淡水化装置
4 海洋深層水からミネラルウォーターを製造する
5 人工ゼオライトで汚れた水をきれいにする
6 白色人工ゼオライトの製造
7 人工ゼオライトで畜産廃液を液肥に、海水から培養液、液肥、農業用水をつくる
8 人工ゼオライトが地球の酸性雨問題を救う
9 人工ゼオライトによる水資源の広範な活用
10 人工ゼオライトで生態系支援型コンクリートを作る
11 産業廃水固液分離(濾過)装置を低コストで実現
著者等紹介
坂上越朗[サカガミエツロウ]
1934年10月31日熊本県生まれ。中央大学法学部法律学科を卒業後、生命保険会社へ。米国駐在時代にヘッドハンティングされた会社で、化学薬品の営業を担当した。米国サウス・ダゴダ州アダムスミス大学大学院博士課程農学研究科修了、農学博士。専門分野:微生物生態学、環境資源工学。日本土壌肥料学会会員。日本微生物生態学会会員。日本環境ホルモン学会会員。49歳で独立、バイロ工業(株)、シンデレライト(株)代表取締役。(株)人工ゼオライト総合研究所会長。長年にわたり、焼却灰から人工ゼオライトをつくり、多くの特許を出願した
川上行雄[カワカミユキオ]
1946年10月2日東京都生まれ。1969年立教大学経済学部経済学科を卒業後、梅田機工(株)に入社。1972年川上金物(株)に入社。1986年(株)カワカミ代表取締役に就任。業界役員歴:東京金物卸商協同組合(平成6年4月~8年4月理事、8年4月~14年5月常任理事、14年5月~18年5月副理事長、18年3月理事)。東京利器工具卸業協同組合(昭和61年4月~平成6年4月理事、6年4月~8年4月常任理事、8年4月~12年4月専務理事)。全国利器工具卸業協同組合(平成14年5月~18年5月常任理事、18年10月より相談役)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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