内容説明
日本人が集団で他国の独立運動に飛びこみ、銃をとって戦ったのは日本史はじまって以来のことであり、その革命闘争が実を結んだのも初めてのことである。それだけに残留者の戦歴をなんらかの形で残す必要があろう。著者は現地の“福祉友の会”を中心に、ジャカルタ・メダン・スラバヤを訪れ、各支部長から直接取材し、3地区の英雄墓地のほかメダン・スラバヤの日本人墓地をも取材して、遙かに眠る残留日本人の霊を慰めた。南海の島々に眠る日本人への挽歌!
目次
第1章 日本人残留者の旗のもとに
第2章 たたかいの記録
第3章 2世へのバトン・タッチ
第4章 日本人の血を受けて
インドネシア独立戦争関係年表