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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tom Ukai
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30年間、積読されていた一冊ですが、読み始めると一気に集中してしまいました。複雑化する現代の中で部分と全体のバランスをどう俯瞰するかについて、おっとどっこい、いろいろと示唆的なものが満載です。心身一如と機械的生命論の東西のアプローチに違いを、不確定性原理で結びつけ、一即多、多即一の連続性の大切さを論じる。大学生の時にしっかりと読んでおけばよかった。どこかこの頃のLiberal Art的なアプローチの先祖のようにも感じました。良い本にあたった感じです。2018/08/11
