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内容説明
「野蛮なケダモノ」という誤解を解き人間たちと手を結びたい―そう考えて一人山を下りてきたユノ・ファは、レトヴィエ王国の山岳地帯に棲む獣人、ルーテゥ族の首長の息子。だが首長の血筋にあるべき翼がなかった。怪我を負って国王ヴァルティスによって保護されたユノ・ファは、勇壮で美しい王に心奪われるが、王にとってユノ・ファはただの交渉の道具でしかなく…。そんなユノ・ファに年に一度の発情期が訪れる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
28
あざとい舌足らずではなく、言語学習中で上手く喋れない成人って言うのが妙にツボ。受のユノファが素直で健気で攻めが絆されるのも分かるなあ。甘々がもうちょっとほしかったので、後日談含め獣人の次期首領と病弱王子のスピンも読んでみたいな。2017/08/03
しましまこ
22
小国の若き王×獣人。健気なケモ耳しっぽの花嫁!2017/07/23
cicoppe
16
少し捻りのある王様×獣人ファンタジー。題名通りのとってもツンな王様。しかし国政に精根傾ける姿は、ファンタジーによくある受けを突然馬に乗せて遠足に行ってしまう王様より よっぽど好感を持ちました。行商人とレヴィの話が気になる。2017/08/16
マシュ
13
人間に恐れられて殺戮の対象となってしなう獣人のユノ・ファ。部族の証である翼が片方しか生えていない事から負い目を感じ、自国を出てけがをしている所を、逆にレトヴィエ王国の病弱な王子を助けた縁で助けられ保護されて。王子の兄で国王のヴァルティスはユノ・ファを国を守るための交渉の切り札としか思ってなかったけど、ユノ・ファの純心さと健気さに心動かされちゃって結果メロメロになるという王道。自分が利用されていると知ったシーンは私の大好きなチリキュンきたーってなりました。尻尾なでなでシーンもう一度読み返したいわぁ。2017/12/25
*ちえ*
13
h電子。イラストあり。王×獣人。冷徹なオジ様王と純粋純朴な獣人.ユノファ。ユノの保護は国を守る為、獣人と交渉する為だったけど、、あんなに健気で純朴なユノに毒気も抜けるし保護欲さえ出ちゃうよね!とにかくユノのモフと可愛さを堪能しつつ健気受けの切なさを味わいました。ラスト、脇の獣人時期首長×弟王子のSS読みたかったなぁ。ウー・ファランは好みだ!(笑)2017/12/06