ラルーナ文庫 聖者の贈りもの 運命を捨てたつがい

雨宮 四季【著】

シーラボ（2018/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 247p／高さ 15cm
• 商品コード 9784879199645
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

オメガとしても悲惨な身と差別されてきた夕緋は、一名限定で無料で受けられるというフェロモン分泌腺除去手術に一縷の望みを賭けていた。だが望みは叶わず、ショックで発情状態に。そんな夕緋を助けてくれたのは、一回り以上年上のエリートアルファ・公賀空彦だった…はずが、空彦は夕緋を“運命のつがい”だと言い、陵辱する。さらなるショックを受けた夕緋が目を覚ますと、世界は一変していて…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きょん]

運命の番として出会いながらも、フェロモン腺除去手術をうけΩを捨て去って生き生きしている受とは対照的に、受への未練を捨てられずに居るハイスペック攻。もう少し手術前にオメガ性以外に惹かれ合う描写があるとよかったな。

2018/09/03

[マシュ]

ブックパス。Ωで親に捨てられ養護施設で育った夕緋は、全てを投げ捨て都会の病院でΩ除去手術の対象者になろうとお願いしにいくも、所詮α優遇の世界。由緒正しい家に生まれたΩが対象であって、貧乏人のΩの為ではないと無下にされる。失意の元病院を彷徨うとヒートが来てしまい、助けられたαの空彦が有緋の運命の番だった。しかし、空彦が名門の御曹司で、一族がΩの番を認めず、ヒートの情事で気を失ったまま勝手にΩの除去手術を受けたところで目覚める。喜ぶ有緋を手放せない空彦との、第二の性無くして惹かれ合うのかという話で面白かった。

2019/09/18

[へへろ～本舗]

Ωの性質を強制排除したΩと、そのΩが運命のつがいだったαの話。

2018/08/20

[はるあ]

★★★★☆

2019/07/16

[イカまりこ]

KindleUnlimited　オメガバースもの。主人公カップルより脇役カップルの方が気になった。Ωは線の細い容姿を想像しがちだけど、こちらのイラストは結構な筋肉でした。

2019/03/19