ラルーナ文庫 お稲荷様は伴侶修業中

小中 大豆【著】

シーラボ（2016/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 223p／高さ 15cm
• 商品コード 9784879198884
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

夜古は最不ノ杜神社の稲荷神。かつては妖だったが、今は小さいながらも身の内に宝玉をもつ真の神となり、超男前の龍神、璽雨とも相思相愛の仲。だが神様修業も色恋もまだまだ拙く、恋人も最近なぜだか素っ気ない。年の瀬が迫る頃、最不ノ杜に歳神がやってきた。今年の歳神・周欧は派手な美形で、昔なじみの璽雨にやたらベタベタ。夜古はすっかり落ち込み…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

『最不ノ杜のお稲荷様と水神様』続編なんですがkindleunlimitedはこの編のみ読ませてくれました。BLなのですが、龍神様の恋人？のお稲荷さんの健気な可愛さにうっとり(#^^#)。こんな神社ならお参りに行きたい。それに最不ノ社神社が村山早紀さんの風早の街と同じような雰囲気。宮司一家と神様のふんわりとした空気の漂いがとても素敵でした。「烏は夜に訪れる」では神主の息子清太郎がそれこそ花咲家の人のように魔法のような力を持つ。まぁ歳を経るうちに薄れてきますが龍神の右腕のような存在の翠さんに・・(^^♪

2018/06/26

[きょん]

前作も大好きだったので、続編出て嬉しい。今回も夜古様の健気さとひたむきさに心洗われ癒されます。歳神さまの仕打ちはかなり厳しいものがあったけど、自由に動けなくなった事で改めて自分のできる事を考えさせるという事なんだと思う。そして、赤いマフラーの子狐夜古様と岩になった璽雨様はイラスト欲しかったな。

2016/03/16

[nono]

BL。『最不ノ杜のお稲荷様と水神様』続編。おかしい、何で甘々じゃないんだ^^と不穏な展開に夜古が不憫で切ない。歳神様の思わぬ行動が納得出来なくて苛つき、それでも頑張る夜古に気を取り直すも更なる試練に愕然。結果としては良かったものの理不尽に振り回された二人が気の毒ではあるけれど、確かな絆も取り戻せてほっとしました。神様なのについ応援したくなる夜古がこれからも幸せでありますように。清太郎のスピンは微妙、幸せな結婚をしてほしいような^^楽しく読了。

2017/10/19

[しましまこ]

前作より更に！夜古さまの健気度アップ！！泣けた～！最不和町に引っ越したい。夜古さまのお守り欲しい...そして仰天の新カプ？！

2016/02/22

[そらねこ]

相変わらず可愛かったけど、前作の方がやっぱり良かったかなぁ～。ちょっぴり残念。(*´Д｀)でも付き合って終わりじゃなく、愛を確かめ合えたのは良かった。

2016/08/20