目次
第1章 Mother―出発点
第2章 Not for Sale―愛はマーケットで買えません
第3章 Power of Love―未来をひらく鍵
ダライ・ラマへの質問
ダライ・ラマ14世とチベット史
チベットの自然環境
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャッツォ[ダライラマジュウヨンセイテンジンギャッツォ][the Dalai Lama,Tenzin Gyatso]
チベットの国家元首であり、チベット仏教の最高の指導者。1935年チベット東北部のアムドに生まれ、2歳のとき先代13世の転成者として認定され、5歳でポタラ宮殿において即位。1949年の中国チベット侵略に伴い、15歳で政治・宗教両面の国家最高指導者となる。1959年に亡命。インドのダラムサラに亡命政府を樹立。チベット問題の平和的解決を訴えつづけるとともに、環境問題にも取りくみ、1989年にノーベル平和賞受賞。2011年5月、ダライ・ラマ14世は政治指導者の座から引退。現在、精力的に世界各国をまわり、チベットの支援を求めるとともに、チベット仏教の教えや、地球規模の平和と幸福について説きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nekoyaman
2
ダライ・ラマの言葉をよりぬいて作られた本。一文一文が短いので、じっくりと哲学する感じではないけれど、サラリと読める感じはまあいい。日本講演の際の会場との質疑応答が巻末に載っていて、それが臨場感ありなかなかよかった。哲学好きな小中学生くらいの子にもオススメだと思う。2011/10/09
Miyuki Shimasaki
1
2014年7月初旬に高野山へ訪れたことをきっかけに仏教に興味を持ち、最初に読んだ本。『対話』を続けることが平和を達成する唯一の方法だとの言葉が印象的だった。2014/07/31
Horizon09133
0
勉強とは新しい善い考えを養い、育てるための物である。最近の教育は知識をつけること一辺倒で、心の磨きが足りていない。だから子供たちは疲れてしまうし、間違いをよく起こす。善い心を養うための教育が現在必要である。 愛→他人が幸せになって欲しいという気持ち。慈悲→相手の苦しみがなくなったらいいなと祈る気持ち。ホリスティック→全体的2013/05/13
太陽の塔
0
チベット仏教がどうこうだとか、難しい話ではなく人間としてのありかたを教えてくれる。誰にでも分かる優しい言葉で。2012/05/01