内容説明
『ニューヨークタイムズ』は本当にその名声と評価に見合う報道を行なっているのか。「世界有数の高級紙」を取り囲む“神話”の実態を同誌の記事に即しながら詳細に検証し、法軽視と安易な武力行使のチェックを怠ってきた「ジャーナリズムの不正」を徹底的に指弾する。
目次
第1章 事実も法もなく―『ニューヨークタイムズ』はイラク侵攻をどう伝えたか
第2章 世論を誤導する高級知識人たち―リベラルのタカ派はイラク信攻をどう論説したか
第3章 『ニューヨークタイムズ』のポジショニング―イラク報道における“バランス報道”の実態
第4章 平和に対する罪―ニュルンベルク判例とイラク
第5章 拷問は小さな悪か?―人権とハーバードとイラク
第6章 他国への不当介入と「適正評価」の欠如―ベネズエラ大統領の打倒をめぐって
第7章 ニカラグア問題におけるまやかしの反対意見―国際司法裁判所の判決をめぐって
第8章 もうひとつのベトナム症候群―トンキン湾からイラクまで
著者等紹介
フリール,ハワード[フリール,ハワード][Friel,Howard]
情報サービス企業「ディファレンシエイテッド・インフォメーション」の創業・代表者。さまざまな独立系メディアに寄稿するなどの活躍を続けている
フォーク,リチャード[フォーク,リチャード][Falk,Richard]
プリンストン大学アルバート・G・ミルバンク名誉教授(国際法およびその実践)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員教授(グローバルスタディーズ)
立木勝[タチキマサル]
京都出身。英語教諭、英会話学校職員を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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