内容説明
「ローマ教皇」という一人の人物の立場から見た「西欧史」が本書のテーマである。教会の長という立場からの観測である。当然見える範囲は限られる。しかし、誰が・いつ・どのようにして見たのかが曖昧な一般の歴史教科書に比べて、記述が具体的・「非中立」的であるぶん、生き生きとしている。
目次
第1部 歴代の教皇(西ローマ帝国滅亡(四七六年)まで
東西教会の決定的分裂(一〇五四年)まで
プロテスタント分裂(一五一七年)まで
フランス革命(一七八九年)まで
現教皇まで)
第2部 関連する項目
付録(歴代教皇表;ローマ教皇庁(キュリア・ロマーナ)
ヴァティカン美術館
ヴァティカン市国地図)