内容説明
本書は21世紀に向けての病院人事・賃金のあり方の理念、理論、実務を体系的かつ平易に、しかも可能な限り実例なども紹介しつつ、これからの革新に取り組む病院労使、担当者に有効な指針となることを念頭において企画され、調査研究、執筆、監修が行われた。まさに21世紀に向けての病院経営の人材戦略の指針書としての意義を持つ。
目次
賃金の現状と賃金のあり方
上手な職能給導入のすすめ方
賃金を決める評価システムの設計
職能給の設計とその実務
医師職の役割・業績給の設計とその実務
年俸制の設計とその実務
インセンティブ賃金
実力評価と業績評価のすすめ方
賞与制度のあり方・考え方とその実務
退職金制度の設計実務
医師職を動機づける人事処遇制度
医師職賃金の制度設計・運用に関するいくつかの論議
著者等紹介
斎藤清一[サイトウセイイチ]
昭和13年生まれ。昭和36年中央大学卒業、杏林製薬(株)人事課長歴任ほか。採用から退職まで、人事管理、異動、昇進、昇格、賃金、退職金、教育訓練の企画と実践20年。昭和61年同社を退社、産労総合研究所、日本賃金研究センター専任コンサルタントとして大手から中小企業、さらに大学、病院などで人事、賃金制度の指導実績がある。また、各種機関でセミナー講師として、また執筆に活躍中
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