日本の名随筆 〈48〉 香

日本の名随筆 〈48〉 香

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878939488
  • NDC分類 914.68
  • Cコード C0395

目次

匂い(谷川俊太郎)
女の子と魚屋(庄野潤三)
春の匂い(檀ふみ)
匂い(団伊玖磨)
匂いというもの(佐多稲子)
香水、一瞬の生命の耀き(友永淳子)
香水の調(朝吹登水子)
香水瓶(吉行淳之介)
香水作法(阿力田高)
匂いのアラベスク(渋沢龍彦)
波斯(ペルシャ)の薔薇水(rose water)と徽宗皇帝(山田憲太郎)
芳香を放つ女(李家正文)
香妃随想―足立文太郎遺稿刊行に当って(井上靖)
空薫(竹西寛子)
沈丁華の匂い(吉野弘)
八重くちなし(中村汀女)
木犀の香り(上田三四二)
フランス文学と花(中平解)
アダム臭イブ的香気(塚本邦雄)
香ひの狩猟者(北原白秋)ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山猫

18
「香妃」について書かれたものを探していて、これに行き当たった。「沙棗」(さそう)に「すななつめ」という振り仮名があるところに時代を感じさせられた。香妃のモデルは複数いるらしいことや、その生き方も様々だが、共通点は西域出身の異民族・異教徒であったということ、身体から芳香が漂っていたこと。まるで右大将・薫のようだが、仏陀をはじめとして何かしら常ならぬ人については、「芳香」という要素がついて回るものらしい。 2020/08/10

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