内容説明
21世紀の世界を動かしている「グローバリゼーション」とは、いったいどういう現象なのか?私たちの生活は、どのように変えられようとしているのか?本書は、“経済”“政治”“社会・文化”の各領域ごとに、何が起こっているのか?何が問題なのか?など最新情報から歴史的経緯までを、わかりやすく具体的に解説。さらに「用語解説」や「略年表」を付した、一冊で「グローバリゼーションの全体像」がわかる、画期的な入門書。
目次
経済(「グローバリゼーションは、新しい現象である」のか?;「グローバリゼーションは、無秩序な自由主義の勝利である」のか?;「グローバリゼーションは、雇用を破壊する」のか? ほか)
政治(「グローバリゼーションによって、“世界市民”が誕生した」のか?;「グローバリゼーションは、民主主義や人権を無視している」のか?;「グローバリゼーションは、先進国だけに利益をもたらす」のか? ほか)
社会・文化(「グローバリゼーションによって、世界は“グローバル・ヴィレッジ”になった」のか?;「グローバリゼーションは、環境を破壊する」のか?;「グローバリゼーションによって、人々の移動は容易になる」のか? ほか)
著者等紹介
リュアノ=ボルバラン,ジャン=クロード[リュアノボルバラン,ジャンクロード][Ruano‐Borbalan,Jean‐Claude]
パリ第五大学教授。専攻:グローバリゼーションと国際関係論。フランスの学術誌『人間科学』編集長
アルマン,シルヴァン[アルマン,シルヴァン][Allemand,Sylvain]
『人間科学』誌の学術ジャーナリスト
杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年、静岡県生まれ。名古屋大学文学部大学院(仏文科)修士課程修了。フランス文学・思想専攻。現在、龍谷大学教授
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