内容説明
山背遷都による都市貴族・俸禄社会の成立。中世への架け橋となるみやびの文学・国風文化の誕生。
目次
新しい王朝の成立
飛騨匠の物語―造都事業の中心的存在
大同二年に、窟の奥で悪路王は死んだ
薬子の変
大伴一族の盛衰
最澄・空海と平安新仏教
大師伝説の思想
天神様―菅原道真とその伝説
帰りはメメント・モリ―天神、都の空にとどろく
陰陽師・安倍晴明が見すえた「闇の世界」〔ほか〕
著者等紹介
村井康彦[ムライヤスヒコ]
1930年、山口県生まれ。58年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。64年、文学博士。66年、京都女子大学教授。国際日本文化研究センター教授等を経て、97年~京都市歴史資料館館長。2000年~京都造形芸術大学教授、01年~同大学院長
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