内容説明
遷都、国史編纂、律令制定。「日本」を生んだ偉大なる男の生涯。『書紀』成立の真実。
著者等紹介
黒須紀一郎［クロスキイチロウ］
１９３２年、千葉県生まれ。１９５５年、早稲田大学文学部卒業後、日活株式会社入社。映像本部企画部長、テレビ本部企画部長を経て、現在フリープロデューサー
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感想・レビュー
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ほっしー
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倭国独立の夢に邁進する不比等の熱情がやや理解しにくい。鉄の国家独占、律令の整備、国史の編纂と大事業をなそうとしたことは史実かもしれないが、小角とも冷酷に戦おうとする強引な姿勢がやや唐突で、1巻2巻で長く描写してきた不比等の生い立ちとつながりきらない印象を感じた。2010/09/26
葡萄
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資料をうまくまとめることができなかった印象が残り、読者になぜか違和感を残す展開となっていると思う。全編を通して感じたのは、登場人物が行動する際の動機の不鮮明さである。2019/11/30
