出版社内容情報
多発する少年凶悪犯罪。あなたは、子どもに「死」を教えられますか?フランスの臨床心理学者が、子どもたちと「死とは何か?」を一緒になって考え教えるためにはどうしたらよいのかが、実際の子どもたちの姿や声をまじえながら、やさしく解説。
内容説明
本書は、乳幼児から青年までの成長段階に応じて、一緒に「死とは何か?」を考え、子どもたちから失われた“現実の死と生”の意味を教えるための、初めてのガイドブック。具体的なケースに即して、実際の子どもたちの姿や声をまじえ、やさしく解説されている。
目次
第1部 子どもにとって、「死」とは何なのか?(「死」とは、どのように考えられてきたのか?;「死」への子どもたちの恐怖心;子どもは「死」をどのように理解しているのか?;「空想の死」―なぜ子どもは「死」の遊びが好きなのか?)
第2部 子どもが死に直面したとき、大人はどうするべきか?(子どもの反応と試練を乗り越えてゆく心;子どもが直面するさまざまな死;子どもが死に関係してしまったとき;子どもが自分の死に直面したとき―重病;死に直面した子どもにどう接するか?;死に直面した子どもの難しさ)
第3部 青少年にとって「死」とは?(自分探しの苦悩と死の誘惑;青少年が死に前向きに対処していくために)
著者等紹介
カストロ,ダナ[カストロ,ダナ][Castro,Dana]
フランスの児童心理を専門とする臨床心理学者
金塚貞文[カネズカサダフミ]
哲学者・翻訳家
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