呪い方、教えます。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784878934308
  • NDC分類 147.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

インターネットで話題沸頭の書が遂に単行本化。陰陽道、修験道など、日本古来の呪いの秘術を、その実践法とともに詳細に解説。今、人気の陰陽師・安倍晴明の詳しい年表も収録。

内容説明

陰陽道、修験道、丑の刻参り、式神、九字、般若心経…。初めて明かす、呪いの秘術とその実践法。

目次

第1章 呪いをかける第一歩・起請文
第2章 般若心経を書写・読誦する
第3章 修験道の秘法・摩利支天法
第4章 陰陽道の貴公子―安倍晴明
第5章 護身の呪法で害敵を遮断する
第6章 いざなぎ流の秘術「厭魅」
第7章 呪い成就の使者・式神
第8章 丑の刻参りの恐怖
第9章 悪魔降伏―密教の調伏法

著者等紹介

宮島鏡[ミヤジマカガミ]
作家、作詞家、作曲家。1997年3月、関口深志の名で『生きる言葉』(葉文社)で作家デビュー。2000年7月、日本テレビ製作映画『海のオーロラ』の同名タイトルの主題歌(バップ)の作詞を担当。テレビ番組の音楽を数十曲こなす傍ら、ロックバンド「TSR」のキーボードを担当

鬼頭玲[キトウレイ]
仏教史学者(仏教文化史専攻)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

123456789wanko

10
いやいや、なかなかに面白い本でした。古今様々な流派の呪いの方法を具体的に解説してくれています。いかに他人を呪うということがエネルギーを消耗し、また虚しいことなのかがよくわかります。日本の裏の文化史としてもお勧めです。2013/04/17

chatnoir

9
オーソドックスでお金はさほどかからない呪い方が載っているけど、そっち方面の雑学と思って読んだ方が良い。今はホンモノの呪術者(本当にいたのか??)が居ないから、呪いを跳ね返される心配はないし、法律でも罰せられないから、そこまで真剣に呪いたいなら呪ってしまえ...暗鬱たる心のデトックスになるかもしれない、らしい(笑)はっきり言って、嫌いな人のためにこんなに時間使って、精神すり減らすのは無駄だし勿体ないっすよ...っていうメッセージと受っとった(笑)2017/06/12

テツ

4
日ノ本に伝わる様々な呪いを、流派や時代を越えて紹介している呪いのデータベ-ス的な一冊。日本の裏側の文化史も興味深く、読み物としてとても面白く、呪いを行う方法も含めて色々と勉強になった。実践しようとは鼻毛の先ほども思わないけれど笑 心に渦巻く負の感情、他人への暗い感情。時代が移り変わっても人間が抱えている物はさほど変わらない。2014/06/26

Kavi

3
陰陽道に基づいた呪い方や、丑の刻参りのやり方などが書かれているが、ものすごく手間と時間を要するのだけど、呪いたいぐらいイヤな奴のために、そんな無駄な労力を浪費しますか?というのが落ち。だけど、戦国武将は戦に勝つために敵大将の負けを神仏に祈っていたわけだから、呪うことは悪いことではない。呪うことで、心の健全が保たれるのならそれでも良いと。呪いを祓ったり、呪いをかえしたりする術者はもう現在にはいないから、呪っても穴は一つしか開かないと。呪いのはじまりが貴船神社の橋姫伝説だと分かる。歴史的な話がおもしろい。2017/08/20

紫暗

2
実践的な呪いの方法はもちろんいくつか丁寧に解説されていますが、目新しいものはないかと。現代ではこうやった方がいいというアレンジが面白かったです。載っている方法を使えば確かに呪いをかけることができるかもと思わせます。呪法の他、呪術系の雑学も面白くさらっと説明してあるので、そちらの入門書としても面白いかもしれません。2017/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/25300
  • ご注意事項

最近チェックした商品