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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
7
アイリーンのキャラクターが今ひとつ掴みきれないまま読了。一応、色んなクトゥルー的有名人の血を引いているらしいので素質はあるんだろうけど…。クールなキャラっぽかったり、明るいキャラっぽかったり…なんか定まってない感が…。タイトルに名前を使うくらいなのに、このアイリーンというキャラが魅力的でないのは根本的にダメだと思うんだよなぁ…。 二人の著者による共作なんだけど、その共作過程がスムースじゃなかったのかもしれない…。人称もなんだかフワフワしてるし…。2018/02/05
マコト
0
最初からシリーズ化を目論んでいたのか、謎めいた助け舟ばかりで主人公はほぼ何もしていない印象です。TRPGでダイスの目が良すぎてハッピーエンドになったセッションを、そのまま小説にしてしまったのか、という感じ。これが2010年初版でなくて、這い寄れやデモンベインよりもっと早い刊行なら、黎明期の埋もれた挑戦作として、まだしも評価できるんですがねぇ。新熊氏の「アルハザードの遺産・逆襲」のファンなだけに残念です。2015/03/29
要
0
表紙からしてどうせ典型的なクソラノベだろ…と思ってたら存外おもしろかった。本格的にクトゥルフ関係が絡んでくるのは後半だけどナイアーラトホテプの戦闘シーンはなかなかの迫力。ストーリーも意外に硬めでワクワクした。2012/06/23
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
0
**注)クトゥルーを題材としたライトノベル・ネタバレ**死体蘇生医ハーバート・ウェストを曽祖父に持ち、母親はインスマスの名家マーシュ家の血を引く。ミスカトニック大学の新任准教授アイリーン・ウェストが主人公のクトゥルー神話冒険譚。本来のクトゥルーである恐怖小説の側面は皆無でした。むしろ『這いよれ!ニャル子さん』『うちのメイドは不定形』の様なクトゥルーの形を借りたライトノベルでした。ここで好みが分かれると思います。 ホラーからラブコメまで出ているクトゥルー小説を読解したい方にお勧めします。2012/03/09
埋草甚一(U.J.)
0
原作は別にあるとして、ノベライズした人のすけべえ感がよく出ている。ああいう無茶な存在は好きだ。2010/11/08