内容説明
夫婦の相性、親子の関係、ハムはハムなりに問題をかかえていて、育児疲れで落ちこんだり、プチ家出してみたり。それでも小さな体で、生きて愛して楽しんで大きな元気をいっぱいくれました。笑いあり、涙ありのハムスター家族三代記。
目次
1 ハムゴローとポコリン(おいらハムゴローとお嫁さんポコリン;ポコリンいわく「子育てなんてマニュアル通りじゃなくっていいのよっ!」)
2 たんくとウマノスケ(「甘えたジジちゃん…いつのまにか…オバサンたんくに!!」;ビール漬けのハムゴロー ほか)
3 ウマノスケとへいちゅう(「ウマノスケの再婚」;ウマノスケの嘆き「ボクってどうして…」 ほか)
4 こぼくとささ(こぼくが語るオレの嫁さんささ;オレの兄弟「おおぼく」こと「こぼちゃん」の里帰り ほか)
5 ささとこざさ(こっそりいじめもしたけれど;ハムスター・人間それぞれの子育て ほか)
著者等紹介
国栖晶子[クニスアキコ]
京都生まれ。京都精華大学デザイン科卒業。イラストレーター、絵本作家として活躍。現在、ハムスターを中心とした作品を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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D21 レム
3
「かわいい~」と読み始めたら思わぬ展開が次から次へと…。これは、とてもリアルで太っ腹なハムスター飼育記だ。飼育というより、同居という感じで、すごくおもしろかった。ハムスターの生態がわかる。骨の話、ハムスターの不妊、怖いお母さんハム、アナフィラキシー。ハムスターの寿命は2,3年しかなく、とても個性が強くて(たぶん飼い主がハムスターの個性を引き出したのではないかと思う)ハムスターの固定観念がくつがえされた。それと、生き物を飼うときは団体?で飼うと、たいへんだが、その生き物のことがよ~くわかるようだ。2013/06/26
まりかず
1
小さくてもそれぞれ個性があるのね。5年生の息子も楽しく読んでいました。うちは1匹だけど大事に育てたいと思った。2012/08/28
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