内容説明
廃マネキンが煩悩を表現したアートマネキンになって冒険にでかけました!?これでいいのだ。文句あるか。ポップでサイケでシュールなヒップのダダの煩悩。
目次
無明
身行
語行
意行
眼処
耳処
鼻処
舌処
身処
意処〔ほか〕
著者等紹介
関本徹生[セキモトテツオ]
アーティスト。1953年和歌山県に生まれる。90年頃より活動の中心をアートディレクターとして商業施設のディスプレイの企画制作へと移行、大阪・ミナミのアメリカ村にある店舗サイン「ミナミローズ」など、その大胆なデザイン、大阪らしい派手な色使いは若者のファッション、文化情報をリードする街のイメージシンボルとして大阪タウンガイドには必ずと言ってよいほど取り上げられるものの一つとなった。「うまい、早い、てんこ盛り」をモットーに、この10年で手掛けた作品は2000点を越える。95年、阪神淡路大震災にて被災。すべての被災者が“元の気”をだすためにと、98年作品集「南方元気・楽説」を出版。この本が、演出家・喰始(たべはじめ)の手に渡り、人気絶頂劇団「WAHAHA本舗」全国公園『大通夜』の舞台美術を手掛けることになる。これをはじめあらゆる方面のアーティストとコラボレーションを行っている。日本初のシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ」のキャラクターショップ環境演出を担当。全各店舗に異なるテーマで“ワーナーエンターテイメント”を演出する。京都造形芸術大学講師
久保田呉春[クボタゴシュン]
ゴルフ新聞記者、PR誌編集等を経て、81年写真週刊誌創刊に参加。写真週刊誌記者を経て、個人創作活動にも積極的である。記者時代に鍛えられた人間味あふれた観察力とリズム感豊かな軽妙な文体に多くのファンをもつ。アイドルストリッパー美加マドカのCD「のら猫の小屋」(徳間ジャパン)、狂言役者・茂山千之丞のCD「ハイパー室町歌謡組曲BASARASARA」(フォンテック)に作詞で参加。後出は、室町時代の歌謡に対し、狂言風平成歌謡を創作、その斬新な内容が評価され、平成10年度文化庁芸術作品賞レコード部門を受賞
吉川譲[ヨシカワユズル]
報道写真家。関西大学経済学部卒業後、斎藤康一氏に師事。70年、フリーとなり広告写真に携わる。現在、報道写真家として活躍するほかユーモアとバイタリティーあふれる大阪人、関西で活躍中のアーティストや京都・狂言師茂山家の人々を取材中。日本写真家協会会員
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