内容説明
謙信は座を否定せず、新税も課さなかった。そこにあった戦国の現実とは…。越後を基盤としながらも「関東管領」として生きた上杉謙信は、周辺の勢力とどう関わったのか。我が国中世最後の舞台を彩った戦国人たちの苦闘と栄光。
目次
論考1 上杉謙信は何を目指したか―戦国期連合権力の地平(謙信の生きた越後;外征の実態と国内外国衆;上杉家家中「名字尽」の背景と最後の陣触―羽生衆の動向を中心として;追録 天徳寺宝衍と木戸元斎)
論考2 上杉の意地と鴫野・今福の闘い
著者等紹介
金子太治[カネコタイジ]
1960年静岡県浜北市(現浜松市)に生まれる。花園大学文学専攻科史学専攻修了。30数年間福祉施設職員として勤務。傍らで小説も執筆。定年退職後は、家事をしながら文芸活動にいそしむ。主には俳句・詩、歴史研究書を執筆している。羽生史談会会員。埼玉県地方史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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