鳥の不思議な生活―ハチドリのジェットエンジン、ニワトリの三角関係、全米記憶力チャンピオンvsホシガラス

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鳥の不思議な生活―ハチドリのジェットエンジン、ニワトリの三角関係、全米記憶力チャンピオンvsホシガラス

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806715085
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0045

出版社内容情報

北米を代表するバードウォッチャーによる、鳥への愛にあふれた鳥類研究の一冊。

フィールドでの鳥類観察のため南極から熱帯雨林へと旅する著者が、ペンギン、アホウドリ、純白のフクロウなど、鳥の不思議な生活と能力についての研究成果を、自らの観察を交えて描く。北米を代表するバードウォッチャーによる、鳥への愛にあふれた鳥類研究の一冊。

序  

知られざるハトの帰巣能力 
 ロックリーの実験 
 帰巣能力と鳩レース 
 ハトの情報処理能力 
 ハトが迷子になる理由 

ムクドリの群れの不思議 
 「集団行動」と「創発」 
 ボイドプログラムと鳥の群れ 
 ホークアイとムクドリ 
 ムクドリの過ち 
 物理学者の挑戦 

ヒメコンドルの並はずれた才能 
 嗅覚か視覚か 
 ガス漏れ探知能力 
 味にうるさいヒメコンドル 

シロフクロウの放浪癖 
 シロフクロウとの遭遇 
 北極圏からハワイまで 
 居場所を求めて 
 なんでも食べるシロフクロウ 
 放浪癖とDNA 

闘うハチドリ 
 小さなジェット戦闘機 
 燃料は常に満タン
 スピードの代償 

闘争か逃走か――ペンギンの憂鬱 
 ペンギンの無関心 
 天敵ヒョウアザラシ 
 生存確率を高めるための感情 
 闇への恐怖 

オウムとヒトの音楽への異常な愛情 
 拍子をとるオウム 
 踊る動物たち 
 音声模倣とリズム感覚 
 音楽は進化に必要か 

ニワトリのつつき順位が崩れるとき 
 ワールド・ツアー・ファイナルとニワトリ 
 ニワトリの三角関係 
 ニワトリ王の法則 
 赤いコンタクトレンズ 

ホシガラスの驚異の記憶力 
 隠し場所の数は五〇〇〇 
 エベレスト登山と記憶力 
 ホシガラスの空間記憶 
 全米記憶力チャンピオンの記憶法 
 鳥の脳も縮む 

鏡を見るカササギ 
 世界でもっともかしこい鳥 
 怨恨・嘲笑・鎮魂 
 自我と他者理解 

ニワシドリの誘惑の美学 
 モテるためのアート 
 ニワシドリとピカソ 
 芸術が進化を促す 
 孤独な芸術家 

オーストラリアムシクイの利他的行動 
 血縁にはしばられない 
 友好的にふるまう 
 最大の利益を得るもの 
 協調行動と進化 
 喜びを感じて 

アホウドリの愛は本物か 
 愛の定義 
 一雌一雄制の幻想 
 放浪者の婚姻 
 永遠の絆 

謝辞  
註釈および参考文献  
索引  
訳者あとがき

【著者紹介】
ノア・ストリッカー(Noah Strycker)アメリカ野鳥協会発行の『バーディング』誌編集委員。元『ワイルドバード』誌コラムニスト。その他の鳥に関する出版物にひんぱんに寄稿している。オーストラリアの原野、南極など世界有数の過酷な環境の地域を含め、世界各地で鳥の研究を行なっており、最初の著書である“ AmongPenguins” (2011 年)では、基地から遠く離れたキャンプでペンギンを研究したひと夏を描いている。ライフリスト(確認した鳥のリスト)は6 大陸で2500 種に迫り、世界の鳥の5 分の1 に当たる。テニス選手でもあり、フルマラソンを5 回完走している。2011 年には自然歩道パシフィック・クレスト・トレイルをメキシコからカナダまで4290 キロ踏破し、最近では太平洋岸北西部の自然保護区域を1 日に102 キロ歩いている。フィールドワークに出ていないときにはオレゴン州で執筆と講演を行なっている。

内容説明

フィールドでの鳥類観察のため南極から熱帯雨林へと旅する著者が、ペンギン、アホウドリ、純白のフクロウなど、鳥の不思議な生活と能力についての研究成果を、自らの観察を交えて描く。北米を代表するバードウォッチャーによる、鳥への愛にあふれた鳥類研究の一冊。

目次

知られざるハトの帰巣能力
ムクドリの群れの不思議
ヒメコンドルの並はずれた才能
シロフクロウの放浪癖
闘うハチドリ
闘争か逃走か―ペンギンの憂鬱
オウムとヒトの音楽への異常な愛情
ニワトリのつつき順位が崩れるとき
ホシガラスの驚異の記憶力
鏡を見るカササギ
ニワシドリの誘惑の美学
オーストラリアムシクイの利他的行動
アホウドリの愛は本物か

著者等紹介

ストリッカー,ノア[ストリッカー,ノア] [Strycker,Noah]
アメリカ野鳥協会発行の『バーディング』誌編集委員。元『ワイルドバード』誌コラムニスト

片岡夏実[カタオカナツミ]
1964年神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

21
鳥大好きの著者さん。欧米の科学的にいうと「こんな本、鳥を擬人化しすぎだ!」となるのかもしれない。生き物たくさん飼って見て仲良くしたことのある人には、「そうそう!」となります。生き物好きに悪い人はいないと思う。2020/06/16

yukision

12
数種類の鳥を例に挙げ,カササギのお葬式や協力するオーストラリアムシクイなど,独特な暮らしを紹介しながら人間との類似性も示している。ゲーム理論といった鳥の研究そのものとは違った視点からの分析も面白い。2019/03/30

yooou

10
☆☆☆☆★ 筆者のどこまでも優しく深く鳥を愛する心が隅々からあふれる素敵な本でした。また恐怖や愛や自我について鳥を通じて我々自身を見つめ直すことのできる良本です2020/01/18

ゲンゲン

6
アホウドリの章は面白い。生涯に月を8往復する距離を飛ぶとは知らなかった。この鳥を見てみたくなった。たくさんの鳥の不思議な生活を教えてくれたが、なぜそのような不思議なことをするのかを検証してるところよかったが、特に検証しとないところは、ほんと不思議という以外ない。知らないことだらけだった。そういえば最近、ウチのバルコニーにスズメが毎晩やってきてねぐらにしている。よく見ると可愛らしい顔をしている。2016/06/22

ちゅん

5
ハチドリの心臓、代謝について知りたく探してて、表紙の美しさでほぼジャケ買い。帯に書けばいいような説明書きが玉に瑕。築地書館のバカ!でもいつも良い本をありがとう好きだよ!内容はとても面白い。前書きで「鳥を知ることは人間を知ること」「鳥と人間の距離は両端から縮まってる」などセンスが良い。特に最終章『アホウドリの愛は本物か』は、アホウドリではなく著者の愛にグッと来る。動物の素晴らしさはそれを観る観察者の眼差しにかかっている。科学的事実は錨のようなもので、そこにどのような船を繋ぐかは著者の想い次第だ。文学も然り。2020/10/02

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