内容説明
ここに登場する奇才は、発明・俳句・書・童話・釣り・冒険・翻訳・民話・登山・教育の分野で個性を発揮した人たちである。日刊紙の現役記者としてすべてに会い、故人となったのち、遺族や関係者に再取材した物語。
目次
1 小鹿野のエジソン 赤岩松寿(発明家)
2 誰も真似られない前衛俳句 阿部完市(精神科医、俳人)
3 伝統を破り、作品を国内外で発表 今井満里(書家)
4 冤罪死刑囚と家族の支援に尽力 太田博也(童話作家、社会事業家)
5 元祖、釣りキャスター 金澤輝男(政党職員、釣り評論家)
6 世界の空を飛び新記録を残す 神田道夫(公務員、熱気球冒険家)
7 米国に魅せられミステリー翻訳九九冊 小鷹信光(翻訳家・作家)
8 創作民話と民話劇の巨匠 さねとうあきら(劇作家、民話作家)
9 世界の山を愛した超人 田部井淳子(登山家)
10 家庭教師と学習塾業界のカリスマ 古川のぼる(教育評論家、事業家)
著者等紹介
佐々木明[ササキメイ]
1938年、東京生まれ。元朝日新聞東京本社社会部記者。多摩美大客員教授、獨協医大講師を経てジャーナリストとして活躍中。81年から83年まで浦和支局に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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