内容説明
明治神宮・日比谷公園・日本初の防雪林創設、六甲山系の緑化、埼玉県有林などのマルチオピニオンリーダー。
目次
激変の少年時代
山林学校入学後、本多家の婿養子に
カルチャーショックのドイツ留学
造林学者として出発
鉄道防雪林の創設
大学演習林を創る
六甲山系のはげ山緑化
日本初の「林学博士」
赤松亡国論
鉱毒・煙害調査委員として
水源林の基盤づくり
近代洋風公園の先駆け・日比谷公園
公園設計の依頼殺到
明治神宮の森づくり
現役最後の公園設計・臥竜公園
紆余曲折の国立公園設置
埼玉県有林と本多育英基金
妻銓子のこと
渋沢栄一・後藤新平・北里柴三郎との交流
社会で得たものは社会に返す・金銭哲学と日常生活
著者等紹介
遠山益[トオヤマススム]
お茶の水女子大学名誉教授(生物学)。昭和5年(1930)福島県会津若松市生まれ。昭和29年(1954)東京教育大学理学部生物学科卒業。昭和37年(1962)同大学大学院博士課程修了、理学博士。昭和45年(1970)~2年間カリフォルニア大学ポストドクトラルフェローとして渡米。昭和49年(1974)お茶の水女子大学助教授、後に教授。昭和60年(1985)文部省在外研究員として、英オックスフォード大学へ派遣される。平成8年(1996)定年退官。平成10年(1998)~16年(2004)聖学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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