内容説明
大政奉還、王政復古の大号令、辞官納地、鳥羽・伏見の戦いとめまぐるしく変わる事態に、去就にまよう北越の小藩・村上藩内藤家。若き家老・鳥居三十郎は、藤翁こと前藩主・内藤信親から、“新政府に恭順”することで藩をまとめるよう密命を帯びる。ところが藩内は、新政府との徹底抗戦を主張する“主戦派”と“恭順派”、“日和見派”の三つに分かれ、激しく対立してしまう。テレビでおなじみの河合敦先生が挑んだ初の歴史小説!
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(教育学研究科社会科教育専攻日本史)。高校教師27年の経験を生かし、歴史研究家、歴史作家として講演、執筆、テレビをはじめとするさまざまなメディアで日本史の解説を行っている。第17回郷土史研究賞優秀賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 空飛び猫 講談社文庫



