内容説明
25基の歌碑に19首の古歌。最古は元禄十年建立の行田市埼玉の前玉神社の万葉灯篭。この碑は全国でも屈指の古さを誇るもの。本書は、著者自ら県内の万葉歌碑を尋ね、歌を読み解くとともに、はたしてその地で歌われた歌であるか否かを解明した埼玉万葉散歩の一冊。
目次
はじめに
東歌・武蔵国の相聞歌
「埼玉」にかかる歌
「入間道のおほやが原」の歌
「武蔵野」を詠んだ東歌
「那賀の曝井」の歌
「浅葉野」の歌
「鳰鳥の葛飾早稲」の歌
「高麗錦」の歌
明経博士・消奈行文の歌〔ほか〕
著者等紹介
藤倉明[フジクラアキラ]
1932年埼玉県加須市生まれ。「第四紀」同人、大宮詩人会会員、さいたま文芸家協会会員、埼玉文芸家集団会員、埼玉詩人会会員、日本現代詩人会会員、「万葉熱会」主宰、「万葉散策の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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