内容説明
四国八十八箇所霊場巡りは、鎌倉時代に高野聖により始められたといわれますが、埼玉においても、坂東や秩父などの札所をはじめ各地に霊場が設けられ、多数の信者の参拝が盛んに行なわれています。本書には、明治維新の廃仏毀釈により廃寺や合寺され、現在は存在しない寺院についても、丹念に調査をすすめられ、その跡を探り全寺院を確認し、記録にとどめられてあります。また、各札所寺院の歴史的記述以外にも、広く郷土の歴史を調査研究され、その成果も盛りこまれています。
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